3月11日14:46に発生した未曾有の東日本大震災.
被害に遭われた方々に対して、心からお見舞いを申し上げます. 発生直後からこの1ヶ月間、被災地の方々に対して私に出来ることはライフラインの早期確保に向けた復旧活動の後方支援であった. TVを通じて目に飛び込んでくる被害状況から、復旧活動を行うにも被災現地への立ち入りが容易でないこと、過酷な状況下での復旧活動になること、その復旧活動がかなりの長期戦になることは容易に想定できた. そのような状況の下、発生日の深夜に九州からも復旧活動で被災地へ向かうことが決定し、九州各県から復旧活動の第1陣となる精鋭28名と車両13台が12日夕方までに新門司港へ集結. フェリー+陸送(名神高速~中央道~東北道)により、復旧活動メンバーが仙台へたどり着いたのは14日の夜中であった. 途中、宮城県での雪道に備えて深夜でのスタッドレスタイヤ交換、福島原子力発電所被災に関するメンバーの安全確保、被災地へ辿りつくまでのガソリン確保に向けた給油ポイントの情報収集・伝達等、道路交通情報の収集・伝達、地震により亀裂や隆起した東北道を果敢に北上するメンバーとの連携に明け暮れた初動の数日間であった. 3月15日、仙台から被災地まで進み、夕方までに気仙沼市、南三陸町、登米市、仙台市の4箇所でライフラインを確保. 「被災地の方々から、涙を流しながらお礼の言葉をいただいた」と、現地メンバーから涙声で一報を受けた瞬間、復旧活動の意義を再認識した. 最も過酷な状況下で活躍した第1陣メンバーの後を引継ぎ、これまで100名を越すメンバーが交代で現地へ行き頑張っている。 現地メンバーのサポートに明け暮れたこの1ヶ月間、振り返るとあっという間に過ぎた気もするが、やはり長期戦となった. 被災地は未だ未だ大変な状況であるにも関わらず、4月7日の深夜にまた震度6強という大地震が発生. すぐに現地メンバーと連絡を取り合い、10分後に全員の安全を確認した時にはホッとひと安心したものの、翌朝、震度6強を体験した現地メンバーから「恐怖体験」の声を聞いた時には、あらためて地震の脅威を感じた. 先日、第1陣メンバーのひとりに、被災地の方から1通のメールが届いた. そのメールには、メンバーが復旧活動の際にとった行動に感動していただいた感謝の内容が綴られていた. 言葉のひとつひとつに「想い」が込められており、読んでいて涙が止まらなかった. と同時に、自分たちの仕事に「誇りと責任」をあらためて感じた. この先、被災地の完全復興までにはかなりの期間を要すると思うが、とにかく自分達がやれることを続けていく. 今はそれしかないと思う.(読んでいただいた方、ありがとう) 日本中が笑顔で桜を楽しめる日が早く訪れますように... PS. いま、日本中が東日本を支えようとひとつになって動いているが、大震災当初からその行動は既に始まっていたことも忘れないでおこう.⇒玉屋えゐちさんのblogをご参照下さい. さて、今から仕事へ行ってきます. PR ∴ この記事にコメントする
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