∴ 1月1日 2010年初山行

明けましておめでとうございます♪　今年もよろしくお願いいたします．　昨年末の寒波襲来を受けて、1月1日、白銀の中岳＆天狗ヶ城へ初山行してきました．　朝駆けは強風が荒れ狂う中、恐らく体感温度は-20℃くらいだったと思いますが、2時間近く粘ったものの撃沈となり、ガスが晴れることを信じて、しばらく池の小屋で待機することに．．．　池の小屋ではテントを張った神奈川の男性がいらっしゃったので、その方と話をしながらその時が訪れることをひたすら待っていました．　すると、10時半過ぎくらいから待望の青空が時折姿を見せるようになったので、再び中岳の山頂へ　その後は断続的にガスが晴れて夕暮れまで、美しき白銀の世界を堪能しながらのんびりと楽しく過ごすことが出来ました　当初、夕暮れを扇ヶ鼻で迎える予定でしたが、断続的に扇ヶ鼻や肥前ヶ城にかかるがあったため、「さてどうしたものか．．．」と思案していた場所が、空池と久住分れの中間にある台地でした．　この日は一日中強烈な風が吹き荒れており、時折雪煙を上げる光景を目にして、扇ヶ鼻行きを止めて、結局この台地で夕暮れを迎えることに．．．　結果的には、西の空にあった雲がすっかり晴れて、それはそれは美しいアーベントロートと残照に出会うことが出来、山の神様に感謝感謝の一日となりました
下山はひとりで寂しく．．．と思っていたら、なんと『PHOTO 旬彩』のMORE700さんご夫妻が星生崎で待っていてくれたので、3人で楽しく下山することに．．．　沓掛山手前では、三俣山の上空に姿を現した月に見入りながら、丸一日の山行を終えました．
今年1年、安全な山行が出来ますように

ガスの中、かろうじて姿を見せてくれた2010年の初日の出


時折、山全体が赤く染まるものの、ガスは晴れず．．．


同じく．．．


ガス晴れて．．．


こんな光景に出会うためには、ガスは適当に残ってて欲しい


天狗ヶ城山頂にて


お遊び．．．さて、これはどうやって撮ったものでしょう


淡いピンクに色付く雪煙


アーベントに染まる


赤いラインの残照が美しい


残照に浮かぶ風紋と阿蘇涅槃像


残照に浮かび上がる盟主

∴ 今年ラストの山行．．．になるのかな？

今年はなかなか休みと天候がうまくマッチしてくれず、未だ雪化粧の九重連山でピークハントをしていないのですが、このまま雪化粧を待っていたら結局行かずじまい．．．なんて事にもなりかねないので、とりあえず中岳まで行ってきました　　早めに到着したので三愛レストハウスの駐車場でひと眠りした後、牧ノ戸峠へ出発する前に満天の星空を1枚パチリ　　いつものように山頂から夜明けを迎えるのではなく、今回は先般新装オープンした池の小屋前で迎え、モルゲンロートに染まる天狗ヶ城の山頂を楽しみながら、ボチボチと中岳へ．　　天狗ヶ城に数名、中岳に1名いらっしゃったのは確認しました．　　今日は空気がとても澄んでおり、視程がかなり良い状態で、くじゅうの山々は勿論のこと、阿蘇山・由布岳・雲仙普賢岳等がおそろしくクッキリと見えていました　　これで雪がたっぷりとあったら言うこと無しでしたが、まぁそれは次回のお楽しみということで．．．　　これ程の天候にも関わらず山行者は意外に少なく、のんびりとゆっくりと過ごすことが出来ました．　　年末にもう1回行きたい気持ちでいっぱいですが、週間天気予報を見る限り年内は厳しいようです．．．　　大晦日にマークとなっているので、こりゃ冷ややかな視線を浴びながらの元旦山行になるかも．．．　　年内最後のBLOGアップになるかもしれませんので、とりあえず、皆さん良い年をお迎え下さい

満天の星空とD5／三愛レストハウスにて


グラデーションが美しい／池の小屋前にて


山々が目覚め始める／御池上部にて


吊り尾根／御池上部にて


モルゲンロートの天狗ヶ城／吊り尾根にて


定番ショット／中岳山頂にて


まだら模様の久住山と阿蘇涅槃像／中岳山頂にて


色付く霞の海／中岳山頂にて


由布岳の山肌までクッキリ／中岳山頂にて


雲が演出してくれた楽しい光景／中岳山頂にて


阿蘇涅槃像と池の小屋／中岳山頂にて


星生山のこの斜面に雪が一番残っていたような．．．／天狗ヶ城山頂にて


まるで早春を思わせるような光景でした①／天狗ヶ城山頂にて


まるで早春を思わせるような光景でした②／吊り尾根にて

∴ 本格的な冬将軍到来♪

この冬一番の寒気が流れ込み、ついに本格的な冬将軍の到来となりました　先月末にタイヤ交換した際に腰を痛めたスタッドレスの性能テストを兼ねて、くじゅうの男池まで行ってみました　　本来は早めに家を出て、どこかのピークハントをとも考えていたのですが、山頂の天気予報からすると晴れる可能性が低く、おそらくは猛烈な風だろうと想定されたので、午前中はお気に入りのコーヒー豆を買いに行ったり等で、結局午後からの出発となってしまいました　　遅い出発が功を奏し、高速道路の規制がちょうどタイミングよく解除され、九酔峡付近から先の雪道もスタッドレスで快適に通過し、14時過ぎには男池に無事到着．　　案の定、このような天候の時に訪れる人はおらず、男池の中のバージンスノーにしっかりと足跡を付けさせてもらいました　　まずは四季の移ろいを定点で撮っている場所で、冬バージョンを撮りましたが、後で見てみると微妙に立ち位置がズレていたようで、次回以降に再チャンレンジです　　森の中は風も無く、空には時折青空も見えて、最高に気持ちの良い世界が広がっていました．　しばらく堪能した後に男池入口へ戻ったところ、「ギャラリー茶屋 おいちゃん家」のシャッターが開いているのが見え、そこには何とおいちゃんご夫婦の姿が　　偶然、荷物を取りにこられたらしく、この時期に思わず出会えてラッキーでした　　「良いお年を」と挨拶を交わし、おいちゃんご夫婦を見送ってから、きづな温泉へ　　ここへ行けばもしかしたら．．．と想定していたとおり、まめ。＆ぴろ＆HANAにご対面　　また、かねてから一度お話ししたかった「眺めの良い場所」のフェアビューさんにもお会い出来ました．　　この強者たちはやはり山に登っていたらしく、池の小屋で出会った「ようこそ九重連山へ」の永松さん情報などを楽しく聞きながら、雪見の露天風呂でじっくりと身体を温めてから帰路につきました　　早く雪化粧の九重連山でピークハントしたい今日この頃です

誰も通っていない．．．






定点撮影（その1）






定点撮影（その2）




大聖人の樹 （ブナ）




冬は木々が葉を落とし、空が広がっています


さてそろそろ帰りますか．．．